画像ファイルには様々なファイル形式、拡張子があります。

今回は良く使用されている画像ファイル形式の特徴を紹介します。

また、記事の一番下に画像拡張子一覧としてまとめましたのでご参考に。

画質やデータ容量の違いなどありますので、用途に合わせて使用しましょう。

https://hamurin-eye.com/demo/wp-content/uploads/2021/02/ハムスター.jpg

■画像拡張子一覧!軽いファイルや画質の違いは?■■

紹介する画像ファイル形式は次の5種類です。

TIFF / JPEG(JPG) / PNG / GIF / BMP

以下の説明の中で、

同じファイル形式で2種類の拡張子があるものがありますが、どちらを使用しても同じです。

以前は、拡張子を3文字で表現する必要があったため、このような表記になっています。

3文字の方を使用するのが一般的です。

◆GIF(ジフ) (Graphics Interchange Format)◆◆

ファイル形式:GIF
読み方:ジフ
拡張子:gif

特徴:
・圧縮画像(不可逆)のため、画質が劣化する。
・256色対応。
・写真には不向きで、ロゴマークやイラストのように境界がはっきりとしている画像に適する。
・アニメーションを設定できる。
・以前、Unisys社が特許を持っていたことにより、ライセンス権などの特許問題があった。現在では特許の有効期限は切れている。

◆JPEG(ジェイペグ) (Joint Photographic Experts Group)◆◆
ファイル形式:JPEG
読み方:ジェイペグ
拡張子:jpg/jpeg

特徴:
・圧縮画像(不可逆)のため、画質が劣化する。
・データが軽い。
・1677万色対応で色種類の多い画像に適している。
・デジカメの写真のほとんどはこのファイル形式。

◆PNG(ピング) (Portable Network Graphics)◆◆
ファイル形式:PNG
読み方:ピング
拡張子:png

特徴:
・圧縮画像(可逆)のため、画質が劣化しない。
・1677万色対応で色種類の多い画像に適している。
・画質は綺麗だが、JPGやGIFに比べ、データ容量が大きい。
・Unisys社が特許を持っていたGIFに変わる新しいファイル形式として、World Wide Web Consortium(W3C)が開発。
・PNGとう名前には「PNG is Not GIF」という意味もあるとか。

◆TIFF(ティフ) (Tagged Image File Format)◆◆
ファイル形式:TIFF
読み方:ティフ
拡張子:tif/tiff

特徴:
・非圧縮画像のため、画質が劣化しない。
・データは重い。
・スキャナのデータに利用されることが多い。

◆BMP(ビットマップ)◆◆
ファイル形式:BMP
読み方:ビットマップ
拡張子:bmp

特徴:
・非圧縮画像のため、画質が劣化しない。
・データが重い。
・1677万色対応で高画質。
・Windows標準の画像形式。

以上、TIFF / JPEG(JPG) / PNG / GIF / BMP の5種類の画像ファイル形式に関して紹介しました。

最後に画質と容量の観点から、まとめておきます。

※用途によって変わりますので、あくまで参考です。

画質の綺麗さ:BMP>TIFF>PNG>JPEG(JPG)>GIF

容量の軽さ:GIF>JPEG(JPG)>PNG>TIFF>BMP

私のオススメの画像ファイル形式はPNGです。

容量も比較的軽く、JPGよりも綺麗です。

JPGと比較してもそれほど容量が大きい訳ではありません。

人物写真などの場合はPNGよりJPGの容量の方が小さいですが、文字やイラストなどの容量はPNGの方が小さい場合が多いです。

できるだけ容量を小さくしたい場合は、GIF→JPG→PNGの順に保存していって、画質が満足できる形式にすると良いです。

用途に合わせて選択していきましょう。

■画像拡張子一覧■■

最後に画像拡張子一覧をまとめます。

(略)

PNGの画像の圧縮に関しては以下の記事も参考にしてください。

※変換ツール

https://hamurin-eye.com/gazou-asshuku-124/